男性にとって、ムダ毛は悩みの種。しかし、サロンに通うのは面倒だし、高額な費用も心配。
そこで、自宅で手軽に使える家庭用脱毛器が注目されています。
しかしどの製品を選べばいいのか、どんな注意点があるのか、わからないことが多いですよね。
そこで、今回は男性におすすめの脱毛器を8+1種類厳選してご紹介します。
脱毛器選びのポイントや、各脱毛器の特徴を詳しく解説するので、脱毛器を購入する前に必ず読んでおきましょう!
メンズにおすすめの脱毛器の基礎知識

脱毛器とはなんでしょう。読んで字のごとく、脱毛するための器具ですが、実際に脱毛するのは、そう簡単ではありません。
まず、脱毛というと永久脱毛を思い浮かべるかもしれませんが、まず永久脱毛とは、”永久に毛が生えてこない”ということではありません。
FDA(アメリカ食品医薬品局)の定義によると、『一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること』とされています。
そして、この定義に従う永久脱毛を提供できるサービスは医療脱毛と針脱毛だけと言われています。
これらの脱毛は医療行為となるので、医療機関である、脱毛クリニックでしか行なえません。
脱毛サロンで行われている光脱毛では、パワーが弱いため毛根を破壊することができず、一時的に毛が生えなくなったり、毛が生えるのが遅くなる、いわゆる「制毛」「抑毛」という効果に限られます。
そして、家庭用脱毛器はというと、脱毛サロンで使用される器具よりさらに出力の抑えられた器具であるため、更に効果は限定的になります。
そこを踏まえた上で、それでも安く脱毛したいとか、サロンに通う時間がないとか、VIOを見られたくないといったメリットを重視する方には家庭用脱毛器はおすすめの脱毛法と言えるでしょう。
メンズにおすすめの脱毛器の選び方

脱毛器を選ぶポイントは色々あります。以下に、そのポイントについて詳しく解説していきます。
照射方式の違いについて
家庭用脱毛器の照射方式としては、レーザー式とフラッシュ式の2種類がありますが、初めて購入するなら、フラッシュ式でまず、間違いないでしょう。
レーザー式は、脱毛クリニックで行われている医療脱毛と同じ方式で、家庭用に出力を抑えたものです。
レーザー式の家庭用脱毛器では、現在”トリア”しか発売されていません。
後で詳しく解説しますが、トリアでヒゲ以外の部分の脱毛をするのは大変です。
全身の脱毛を考えているのであれば、フラッシュ式一択でしょう。
使用可能な部位について
脱毛器によって、使用可能な部位がそれぞれ違います。
ポイントは、男性のヒゲとVIOです。
どちらも毛が太く濃いため、機種によって対応の可否があります。
自身の脱毛したい部位によって脱毛器を選択する必要があります。
照射出力について
家庭用の脱毛器では、クリニックやサロンで使用されている器具に比べてパワーが抑えられています。
とはいえ、脱毛効果は照射出力によるところが大きいので、男性のヒゲやVIOの脱毛をするなら、出力の大きい脱毛器を選ぶことが重要です。
脱毛器の照射出力は一般的に、ジュール[J/㎠]で表されます。
各脱毛器のスペック表で照射出力に注目して下さい。
照射面積について
照射面積とは、1回の照射でカバーできる面積のことで、当然、大きければ大きいほど、効率よく脱毛することが出来ます。
単純に、照射面積が半分であれば脱毛に掛かる時間は倍掛かります。
特に全身の脱毛を使用とすると、この差は大きく、ある脱毛器では1時間掛かるところを、照射面積が半分だと2時間掛かってしまうということになります。
コストパフォーマンスについて
脱毛器はそれぞれ照射できる回数が決まっています。
たとえばケノンの場合、69,800円で300万発照射することができます。
つまり、1ショットあたり0.02円ということになります。
また、カートリッジ式の場合、カートリッジを交換すれば、また規定回数照射することが出来ます。
各脱毛器の1ショットあたりの値段を計算して比較してみてはいかがでしょう。
メンズ脱毛器おすすめランキング
1位:エムテック「KE-NON(ケノン)脱毛器」

フラッシュ式の脱毛器で、ヒゲ、VIOを含む全身に使用可能です。
69,800円と少し高めですが、照射回数300万回(レベル1)と照射面積が大きい(7c㎡)というのが売りです。
口コミも大量に投稿されており、人気の高さがうかがえます。
yahoo知恵袋に、やけどをしたとの投稿が多数見られますが、冷却不足とレベル設定に問題があるのではないでしょうか。
品名 | ケノン(KE-NON)光美容器 |
サイズ | W290mm×D215mm×H90mm |
ハンドピース重量 | 約120g |
総重量 | 約1.87kg |
参考価格 | 69,800円(税込) |
脱毛方式 | IPL方式(光脱毛) |
照射出力 | 非公開 |
照射面積 | 7㎠ |
照射回数 | 3,000,000回(レベル1) |
照射可能部位 | ヒゲ、VIOを含む全身 |
カートリッジの交換 | あり |
2位:ヤーマン 「レイボーテヴィーナス ビューティープラス」

40年以上日本人女性のムダ毛悩みと向き合ってきた美容専門メーカーであるヤーマンの脱毛器です。
ヒゲ、VIOを含む全身に使用可能で、しかも防水機能がありコードレスなので、お風呂で使用することができます。
各部位に合わせたアタッチメントがあり、使いやすくなっています。
品名 | レイボーテヴィーナス ビューティープラス |
サイズ | W82mm×D65mm×H203mm |
重量 | 約450g(本体のみ) |
参考価格 | 99,000円(税込) |
脱毛方式 | IPL方式(光脱毛) |
照射出力 | 非公開 |
照射面積 | 9.24㎠ |
照射回数 | 400,000回 |
照射可能部位 | ヒゲ、VIOを含む全身 |
カートリッジの交換 | あり |
3位:「JOVS Dora」

最大15.5ジュールというハイパワーの脱毛器です。
ICE機能により冷却の必要がないため、手間がかからずスピーディーに脱毛できます。
値段も比較的安い方ですが、カートリッジ式ではないため照射回数が無くなると本体ごと交換が必要です。
品名 | JOVS |
サイズ | W82mm×D65mm×H203mm |
重量 | 256g |
参考価格 | 41,800円(税込) |
脱毛方式 | HIPL方式(光脱毛) |
照射出力 | 15.5J/cm2 |
照射面積 | 3cm2 |
照射回数 | 400,000回 |
照射可能部位 | ヒゲ、VIOを含む全身 |
カートリッジの交換 | 6段階 |
4位:光エステ美容器LAVIE(ラヴィ)

フラッシュ式の脱毛器で、ヒゲ、VIOを含む全身に使用可能です。
パワーは最大で6.7J/c㎡と業界最高クラスです。
照射レベルは7段階の調節が可能で、ハンドピースは110gと軽量で長時間使用しても疲れません。
品名 | 光エステ美容器LAVIE(ラヴィ) |
サイズ | W240mm×D240mm×H100mm |
重量 | 2kg(本体) |
参考価格 | 39,800円(税込) |
脱毛方式 | HIPL方式(光脱毛) |
照射出力 | 6.7J/cm2 |
照射面積 | 6cm2 |
照射回数 | 105,000回 |
照射可能部位 | ヒゲ、VIOを含む全身 |
カートリッジの交換 | あり |
5位:パナソニック 「光エステ ES-WP98」

フラッシュ式の脱毛器で、ヒゲ、VIOを含む全身に使用可能です。
肌検知センサーが、肌の色にあわせたおすすめの出力レベルを自動で検知するので、初めてでも安心して使用可能です。
品名 | パナソニック 「光エステ ES-WP98」 |
サイズ | W82mm×D79mm×H56mm |
重量 | 402g |
参考価格 | 50,000円(税込) |
脱毛方式 | IPL方式(光脱毛) |
照射出力 | 非公開 |
照射面積 | 7.2㎠ |
照射回数 | 300,000回 |
照射可能部位 | ヒゲ、VIOを含む全身 |
カートリッジの交換 | あり |
6位:クルールラボ 「ドクターエルミス ゼロ ブラック」

フラッシュ式の脱毛器です。
照射間隔は0.3秒でほぼ連射で脱毛できるため、全身で最短2分50秒で完了と謳われています。
また、肌色センサーや肌接触センサーが搭載されていて、安全にも気を配られています。
脱毛可能部位はほぼ全身ですが、IラインとOラインのみ不可となっています。
品名 | ドクターエルミス ゼロ ブラック |
サイズ | W67mm×D43mm×H163mm |
重量 | 250g |
参考価格 | 56,780円(税込) |
脱毛方式 | IPL方式(光脱毛) |
照射出力 | 非公開 |
照射面積 | 3㎠ |
照射回数 | 1,200,000回 |
照射可能部位 | IOゾーンを除く全身 |
カートリッジの交換 | あり |
7位:Kirala 「ステラボーテ」

フラッシュ式の脱毛器で、ヒゲ、VIOを含む全身に使用可能です。
業界最高レベルの出力18.8ジュールを誇るパワフル脱毛器です。
独自のオートクリーンシステムにより、付属のスタンドに本体を置くだけで自動で清潔さを保ちます。
また、冷却機能や肌色センサーも搭載され安全にも配慮されています。
品名 | ステラボーテ |
サイズ | W62mm×D85mm×H227mm |
重量 | 約420g(付属品含まず) |
参考価格 | 63,000円(税込) |
脱毛方式 | IPL方式(光脱毛) |
照射出力 | 18.8J/cm2 |
照射面積 | 3㎠ |
照射回数 | 500,000回 |
照射可能部位 | ヒゲ、VIOを含む全身 |
カートリッジの交換 | なし |
8位:BoSidin 1178

フラッシュ式の脱毛器で、ヒゲ、VIOを含む全身に使用可能です。
照射回数はなんと無制限。
連射モードで、全身10分で脱毛可能と謳われています。
冷却機能が搭載されているため、アイスパックによる冷却が不要です。
品名 | BoSidin 1178 |
サイズ | W126mm×D51.8mm×H200mm |
重量 | 480g |
参考価格 | 33,999円(税込) |
脱毛方式 | OPT方式(光脱毛) |
照射出力 | 非公開 |
照射面積 | 非公開 |
照射回数 | 無制限 |
照射可能部位 | ヒゲ、VIOを含む全身 |
カートリッジの交換 | なし |
番外編:トリア「パーソナルレーザー脱毛器4X」

トリアは唯一のレーザー式脱毛器のため、他のフラッシュ式脱毛機と単純に比べることができません。
脱毛クリニックで使われるレーザー脱毛器と同じ方式なので、フラッシュ式よりも高い脱毛効果が期待できますが、照射面積が小さいため、腕や足など広い面積の部位を脱毛するのには不向きです。
フラッシュ式と併用し、トリアはヒゲ脱毛専用とかにするといいかもしれません。
品名 | パーソナルレーザー脱毛器 4X(トリア) |
サイズ | W80mm×D120mm×H230mm |
重量 | 585g |
参考価格 | 49,800円(税込) |
脱毛方式 | レーザー脱毛(ダイオードレーザー) |
照射面積 | 1㎠ |
照射可能部位 | IOを除く全身 |
照射レベル(照射パワー) | 5段階 |
実際に使用したユーザーの口コミ・レビュー
エムテック ケノン(KE-NON)

レベル8で使用し続けて3年半、ひどい剛毛だった膝下(すね)が無毛状態を2ヶ月以上キープできるようになりました。初めて、毛を気にせずに脚を出せるようになりました。
JOVS Dora

連射の時にボタンを押さなくても反応してくれるのがとてもやりやすい!
光エステ美容器LAVIE(ラヴィ)

使用してみると、デザインも高級感があり、どこの部位でもとても使いやすく、セルフvioはじめてでもスムーズでした。前後の冷却必須ですが、レベル7でも辛くありませんでした。チャージ時間の長さは対効果と割り切って、映画や動画を見ながらやっています。
パナソニック 「光エステ ES-WP98」

製品の効果はあって、毛が抜けたりして嬉しかったです。しかし連射モードはレベル1程度しかできないこと、そしてレベル4くらいで打つと、すぐに冷却ファンが回って、照射できなくなり結構もどかしかったです。
Kirala 「ステラボーテ」

正直言って家庭用脱毛器で1番です。毛が濃いのがコンプレックスで、今まで色んな脱毛器を試してきましたが、初めて効果を感じました!
よくある質問と回答
ここでは、よくある脱毛器に関する質問と回答について解説していきます。
脱毛器を使っても痛くないの?
脱毛器によっては痛みを感じるものもありますが、ほとんどの脱毛器は痛みを感じにくいように設計されています。脱毛器の光を照射する際には、熱が発生することがありますが、その熱を肌に与える時間や強さを調整することで、痛みを軽減することができます。また、脱毛器によっては冷却機能が付いているものもあり、肌を冷やしながら脱毛することで痛みを抑えることができます。
脱毛器の効果はいつから出るの?
脱毛器の効果は個人差がありますが、最初の使用から1ヶ月程度で効果を実感できる場合が多いです。しかし、脱毛器の効果は毛周期に左右されるため、一度の使用ですべての毛を処理できるわけではありません。そのため、脱毛器を使い続けることが重要です。
脱毛器を使った後のアフターケアは必要?
脱毛器を使った後は、肌に負担をかけたと考えて、適切なアフターケアが必要です。脱毛器を使用した後は、肌にうるおいを与える保湿剤を使うことをおすすめします。また、肌が敏感な場合は、使用後に肌を冷やすことで炎症を抑えることができます。
脱毛器の使用回数はどのくらいが効果的?
- 脱毛器の使用回数は、効果を実感するためには適切な回数が必要です。しかし、効果的な使用回数は個人差があり、脱毛器の種類や肌の状態によっても異なります。
- 一般的には、脱毛器の説明書に記載されている使用頻度を守ることが重要です。多くの脱毛器は、1週間に1回から2回の使用が推奨されています。しかし、肌の状態や毛の濃さ、密度によっては、使用頻度を調整する必要があります。
- また、脱毛器は一度の使用で毛根を完全に破壊することはできず、何度かの使用が必要です。一般的には、6回から12回程度の使用で効果を実感できることが多いです。ただし、個人差があるため、それ以上の使用が必要な場合もあります。
- 脱毛器の効果を最大限に引き出すためには、使用頻度を守りながら、使用回数をこなすことが大切です。また、使用中に肌に違和感や痛みを感じた場合は、すぐに使用を中止し、肌の状態を確認することが重要です。
脱毛器の詳しい使い方についてはこちら。

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