今回は、「おすすめツールバー」です。
効率よく作図するには、よく使うコマンドをツールバーに並べるかが重要です。
作図する内容や、好き嫌いで変わってくるとは思いますが、筆者の考えるおすすめのツールバーを紹介しますので、その上で追加したり削除して自分なりの形にしていけばいいと思います。
おすすめの右クリックメニューはこちら。
それでは、紹介していきます。
目次
おすすめツールバー
初期設定のツールバーはこんな感じです。

私自身、使ったこと無いコマンドもいっぱいあります。
ツールバーカスタマイズはこちら。

ファイル検索
まずひとつ目はファイル検索です。これは初期設定からありますが、便利なコマンドなので紹介しておきます。

このファイル検索、ファイルを探すだけではなく、ファイルを複数選択して一括で操作することができます。
例えば、このコマンドからあるフォルダのファイルを一括で選択し、選択したファイル全てに対して印刷するとか、形式変換(例えばdwgに一括変換とか)することが出来ます。
何十枚という図面を一括で印刷したりファイル変換したり出来るので非常に便利です。
レイアウト連続印刷

こちらはレイアウト連続印刷です。
最近の図面は、1フロアー全体を一つのファイルで書いて、レイアウトで分割するのが主流です。
このレイアウトを一括で印刷するのが、このコマンドです。
これもよく使います。
図形の情報表示

指定した図形の情報を表示するコマンドです。
図形とか文字とかを選択しようとしたとき、選択できないことってありませんか。
そんなとき、その図形がどのシートに入っているか、どのレイヤの図形かを知るためのコマンドです。
他にも、ただの図形か、部材か、空調部材か衛生部材かなんて情報を全て表示してくれます。
線幅ありなし表示切り替え

続いては、線幅ありなし表示切り替えです。
図面を描くときは線幅なしの方が、細かい操作が簡単に出来ますが、印刷したときのイメージを見たいときは、線幅なしの方が良くわかります。
その切替を一発でしてくれるのがこのコマンドです。
まあまあ使います。
指定図形の所属シートをカレントシートに設定

図面を描いていて、これどのシートに入ってるのかなって思うことが多々あります。
シートが増えてくると特にそうで、クリックしても選択出来ないとか。
まずは、どのシートに入っているか、シート設定が「編集」ではなく「表示」になっていなかを調べたいときに使います。
図形の全属性をカレント属性に設定

今度は、指定図形の全属性をカレント属性に設定するコマンドです。
例えば、この線と同じ線を追加したいとき、その線の色や太さ、線種、あとレイヤとか全属性を同じにしたいとき役に立ちます。
色とか太さは書いたときに違うのがわかりますが、レイヤってあまり意識しないので、そういうとき便利です。
ビューポート枠を移動・拡縮

これはレイアウトを編集するときにめちゃめちゃ使います。
レイアウト作るのって難しくて、丁度いい大きさと範囲を一発で決めるのは至難の業なので、作ったレイアウトをあとで微調整します。
そのときに使うのがこのコマンドです。
逆に、ざっくり作って、あとでこのコマンドで調整するっていうのが普通です。
環境設定

ツールバーを変更したら環境設定しましょう。
基本的には、設定変更しても次にTfasを起動したときにはその設定で起動するはずですが、なにかの影響で初期設定に戻ってしまうことがまれにあります。
そんなときのために、上図の環境保守から、環境設定を保存しておけば安心です。
最後に
便利なコマンドはまだまだありますので、おいおい紹介していきたいと思ってます。
ツールバーをカスタマイズして、自分の使いやすい設定にしていきましょう。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

