Tfas空調施工図講座、第7回は「おすすめ右クリックメニュー」です。
Tfasで効率よく図面を描くのに重要なポイントの一つに右クリックメニューがあります。
ツールバーと同じくらい重要なポイントです。
おすすめのツールバーについては、過去記事をどうぞ。
それでは、解説していきます。
おすすめの右クリックメニュー
右クリックメニューって何が便利かっていうと、マウスを大きく動かさなくていいってことですよね。
図形とか文字を選択して、その場で右クリックメニューを出してコマンドをクリックすれば、メニューバーとかツールバーにマウスを持っていかなくて済むのでマウスを大きく動かす必要がありません。
マウスを動かす手も疲れにくいし、作図時間も短縮できます。
是非、参考にしてみて下さい。
移動・複写

図形の移動、複写はよく使うので、必ず入れておきたいです。
ついでに、移動付き回転も入れておくと、移動してから回転するという二度手間も防げます。
もう一つ、私は拡大・縮小も入れてます。そこまで頻繁には使いませんが。
変形

続いては変形です。
それほど頻繁に使わないかもしれませんが、メニューバーから選んだり、コマンドを探したりするよりは楽なので、私は入れてます。
設備図形に対して使うことは、ほぼありませんが、建築図形やただの図形にはちょいちょい使います。
集合・分解

続いて、集合・分解です。
これも入れておきたいメニューの一つです。
他のメニューにも共通することですが、図形を選択したあとに入力するコマンドは、右クリックメニューに入れておくと便利です。
複数図形を範囲選択して、そのまま右クリックで集合とか。
マウスをあちこち移動しなくて済むので。
属性を指定して選択、選択を全解除

続いて、「属性を指定して選択」と「選択を全解除」ですね。
これ、めちゃめちゃ使います。
「属性を指定して選択」ですが、例えば、赤色の図形だけを選択したいとか、線幅0.1mmの図形だけを選択したいとかいうときに使います。
右クリックメニューの追加、削除の方法
それでは、右クリックメニューの追加と削除の方法について説明します。
まず、メニューバーのツールをクリックし、右クリックメニューカスタマイズを選択します。

右クリックメニューが開いたら、追加したいコマンドを、「分類」と「コマンド」から選択します。
そして、追加したい場所の上のメニューを選択肢、「下に追加」をクリックして完了です。
逆に削除するときは、削除したい項目を選択して「削除」をクリックするだけです。

最後に
いかがでしょうか。
右クリックメニューは作図する上で、大きく効率を左右するので、自分の作業に合った右クリックメニューを選ぶのが大切です。
Tfasを使いながら、必要そうなものを追加したり、使っていないメニューを削除したりするのがいいでしょう。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

