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設備屋の仕事ってきついの?建築現場における設備屋の役割と仕事内容について

設備屋とは何なんでしょう。

建設業に携わっている人なら聞いたことがあると思います。

建設工事の中で空調設備や衛生設備の工事をするのが設備屋です。

それでは、実際どんな仕事なのか解説していきます。

建物における設備とは

建物には鉄骨でできた柱や梁、コンクリートのスラブ(床)、軽量間仕切りや天井、建具等から出来ていますが、人がそこで活動するためには、空調や給排水、それを動かす電気や照明、また通信とかの設備が必要で、それらが建物における設備になります。ほかにもエレベーターや消火設備等の防災設備もあります。

よく、柱や床を人で言う骨や筋肉、設備はそれを動かす血液や神経に例えられます。

建設工事でこういう設備の工事を行う業者を設備屋といいます。

空調設備でいうとどういうものがあるのかというと、熱源機器設備、空調機器設備、配管設備、ダクト設備、自動制御設備といった感じです。

簡単に言うと、機器を仕入れて、据え付けて、配管を繋いで、ダクトを繋いで、自動制御で動かすみたいな。

分かりますかね。

設備屋の仕事

それでは、設備屋さんはどんな仕事をしているのでしょう。

基本的には、ゼネコン職員と同じようなことで、前にも書きましたが、施工管理です。施工管理とは、原価管理、工程管理、安全管理、品質管理です。これらを管理しながら契約工期の引き渡し日に完成した設備を客先へ引き渡します。

設備屋さんでいうと、たとえば、建築工程と調整して、空調や衛生機器を搬入し、配管やダクトを吊って、設備が稼働するように工事を進めます。

配管やダクトを吊るためには、どこに何を通すといった図面が必要で、その図面を施工図といいますが、この施工図を描くのも設備屋の仕事です。

この先、書いていきたいと思ってますが、今はTfas等の3DCADで図面を描くことが多いです。あらかじめ図面を書いて通るルートを決めておかないと、いざ施工するときに、ダクトと配管がぶつかってにっちもさっちもいかないといったことが発生します。

とにかく、建物に血を通わせて、人が活動できる空間にするための設備を施工するといった感じでしょうか。

基本的には設計図があるので、設計図の通り施工していけばいいのですが、実際の現場ではそう簡単ではなく、設計図通りでは納まらないとか、無駄が多いとか、こうした方が合理的だとか。

いわいるVE(Value Engineering)というやつで、設計変更したりします。

ここが設備屋の腕の見せ所ですね。

空調設備や衛生設備のこまかい内容については、おいおい書いていきたいと思います。

今日のところはこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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